NEC LAVIE NS150/N 🔗 のSSDクローンとメモリ増設に関する悔いののこる作業の顛末です。
持ち込まれたこのPCは、おおきめのWindows Updateのおかげで起動するのも困難なようです。電源投入してからログイン画面までに8分以上かかるのでかなり気長な人でないと待てないのは頷けます。ログインして、リソースモニターを確認すると、ディスクへの読み書きが100%になっています。何かが終わりなく動いているので確認するとCompatTelRunner.exe というプロセスのようです。これはウィルスではなくWindows の「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」にチェックを入れると、タスクスケジューラで実行されるプログラムのようで、スペックが低いPCでは、これを無効にしておいたほうが良いという記事に従う判断をします 🔗 🔗 🔗 。 これにより動作は改善しますがスペック不足は否めません。Windows11へのアップグレードも鑑み、HDDからSSDへ換装、メモリの増設でさらに高速化を図ります。

そこで少し調べました。
この PC の HDD は 1TB あります。費用も勘案して SSD の容量は減らすことにします。中古市場では 240GB に換装しているものが多いようですが、現状の HDD をソフトウェアクローンするため 500GB の SDD にします。

メモリは1スロットしかないようです。したがって差し替えとなります(分解してわかったのですが4GBのメモリはオンボードで空きのスロットがひとつだけあるPCで正確には追加)。

パーツを取り寄せるまでに参考にしたページは以下の通り。
- LAVIE Note Standard NS150/K PC-NS150KAW 遅すぎて何もできない 🔗
- AOMEI SSDクローンソフトを使ってクローンSSDを作成する方法 🔗
- キオクシア KIOXIA 内蔵 SSD 480GB 2.5インチ 7mm SATA 国産BiCS FLASH TLC 搭載 3年保証 EXCERIA SSD-CK480S/N 【国内正規代理店品】🔗 5,980円(税込)
- シリコンパワー ノートPC用メモリ DDR4-2133(PC4-17000) 8GB×1枚 260pin 1.2V CL15 SP008GBSFU213B02 🔗 2,880円(税込)
- AOMEI Backupper Professional 🔗
人の勧めもあり(後で後悔するのですが)、クローンソフトウェアは AOMEI Backupper Professional を使用することにしました。しかしクローンが完了した SSD を分解してHDDと換装して電源を投入すると以下のようなダイアログが表示され前へ進めなくなりました。

F2 キーで NEC Setup Utility に入り、Boot メニューの Boot Mode を UEFI からいったん Legacy Support に変更すると、OS を読み込むようになります。

しかし、Windows11 にアップグレードするには UEFI での起動は必須であるため、AOMEI Partition Assistant をインストール、MBR から GPT に変換しました。 🔗 その後 Boot Mode を UEFI に戻すと、NECのロゴが表示されるようになり、(AOMEI のソフトウェアを2つも購入する羽目になりましたが)Windows11にアップグレードできるPCになりました。AOMEI Backupper Professionalでクローンする際に何かが失われるのか、あるいは矛盾したGPTの記述が残り先へ進めなくなるのかははっきりしないままでモヤモヤするのですが結果オーライです。
今回の対応の場合、Backupper Professional より Partition Assistant を使った方がスマートだったし安上がりだったということですね。