Albert’s Toothache. Barbara Williams. Dutton, 1974.
カメの子アルバートの歯痛をめぐって、カメー家内の意思疎通の問題を取りあげる。
All About Mud. Oliver Selfridge and Jerry Joyner. Addison-Wesley, 1978.
「どろのおはなし」というタイトルからも連想されるように、魅力あふれるイラストがいっぱい。
Always Room for One More. Sorche Nic Leodhas. Holt, Rinehart &Winston, 1965.
コールデコット賞級のすばらしい絵をつけた昔話の再話。
And to Think That I Saw It on Mulberry Street. Dr. Seuss. Vanguard, 1939.
主人公が大ぼらを思いつき、最後までそれを通そうとする。
Andy and the Lion. James Daugherty. Viking, 1938.
ジュームズ・ドーハーティ『アンディとらいおん』福音館書店。ローマの奴隷アンドロクレスの伝説を下敷きにした、ライオンと友達になる男の子の物語。
Andy: That’s My Name. Tomie de Paola. Prentice-Hfall, 1973.
ある街の通りに住むいちばん小さな少年が、自分のおもちゃをみんなに分ける。めまぐるしい音のはんらんが特徴となっている。
◯Angus and the Ducks. Marjorie Flack. Doubleday, 1943.
マージョリー・フラック『アンガスとあひる』福音館書店。好奇心いっぱいの子犬のアンガスの冒険。
Around Fred’s Bed. Daniel Manus Pinkwater. Prentice-Hall, 1976.
なかなお眠れないトカゲのモンスターに託したユニークな「おやすみ絵本」。
The Art and Industry of Sandcastles. Jan Adkins. Walker, 1971.
豊富なイラストと的確な説明のついたユニークな「砂の城づくり」。
A Bargain for Frances. Russell Hoban. Harper & Row, 1970.
アナグマのフランシスが大の仲良しの友達セルマを、ゲームで打ち負かす。
◯The Beast of Monsieur Racine. Tomi Ungerer. Farrar, Straus, & Giroux, 1971.
トミー・ウンゲラー『ラシーヌおじさんとふしぎな動物』評論社。へんな怪獣がひとりの老紳士と仲良しになってひと騒動をひきおとすが、最後に、二人の子供のいたずらとわかる。
Behind the Wheel. Edward Koren. Holt, Rinehart & Winston, 1973.
奇妙なけものたちが、さまざまな機械や乗物を動かして、仕組みを明かす。
Benjamin and Tulip. Rosemary Wells. Dial, 1973.
二人の友達のあいだにくり広げられる静かなあらそい。
◯Benjamin’s 365 Birthdays. Judi and Ron Barrett. Atheneum, 1974.
ジュディ&ロン・バレット『1ねんに365のたんじょう日プレゼントをもらったベンジャミンのおはなし』偕成社。毎日プレゼソトが欲しいベンジャミンは、自分で自分に贈り物をする。
◯Best Friends for Frances. Russell Hoban. Harper & Row, 1969.
ラッセル・ホーバン『フランシスのおともだち』好学社。アナグマのフランシス姉妹ともうひとりの友達との冒険。
Billions of Bugs. Haris Petie. Prentice-Hall, 1975.
さまざまな虫を介して大きな数の概念を説明した絵本。
◯A Birthday for Frances. Russell Hoban. Harper & Row, 1968.
ラッセル・ホーバン『フランシスとたんじょうび』好学社。アナグマのフランシスは妹のグロリアの誕生日パーティをうらやましがり、プレゼントを出しおしむ。
◯Blueberries for Sal. Robert MeCloskey. Viking, 1948.
ロバート・マックロスキー『サリーのこけももつみ』岩波書店。こけももを求めて山に行ったサリーとお母さんの親子と、熊の親子。どちらもお互いに気がつかない。
Boo! Bernard Most. Prentice-Hall, 1979.
おびえた小さな怪獣が、訓練のすえだんだんと人間への恐れを克服する。
The Box with Red Wheels. Maud and Miska Petersham. Macmillan, 1949.
赤ん坊と農場の動物たちとの心あたたまる出会いと交流。
The Caboose Who Got Loose. Bill Peet. Houghton Miffiln, 1964.
ビル・ピート『にげだしたどんじりかしゃ』佼成出版社。貨物列車の最後について走るどんじり貨車キティは、煙が大きらい。とうとう逃げだして森の中に安住地を見つける。
Caesar, Cock of the Village. Philippe Dumas. Prentice-Hall, 1979.
屋根から降りた風見鶏が本当ののニワトリの生活を知る。
◯Caps for Sale. Esphyr Slobodkina.Addison-Wesley, 1947.
エズフィール・スロポドキーナ『おさるとぼうしうり」福音館書店。帽子売りの行商人がサルの群れに帽子をとられるが、ふとした幸運な出来事で帽子を取りもどす。
The Cat and the Collector. Linda Glovach. Prentice-Hall, 1972.
飼い鳥を殺した自分の飼い猫と、飼い主である老人とのあいだにくり広げられるたたかい。
◯Chanticleer and the Fox. Barbara Cooney. Crowell, 1958.
バーバラ・クーニー『チャンティクリアときつね』ほるぷ出版。チョーサーの『カンタベリー物語』からとった、キツネとおんどりの動物寓話。
Charlie Needs a Cloak. Tomie de Paola. Prentice-Hall, 1974.
羊飼いがいやがる羊から毛を刈りとって、新しいマントを作る。
◯Clever Bil. William Nichoson. Farrar, Straus & Giroux, 1977.
ウイリアム・ニコルソン『かしこいビル』ペンギン社。一九二〇年代の古典絵本の再版。人形の「かしこいビル」は、自分を忘れていった持ち主のメリーのあとを追いかける。
Colors. John Reiss. Bradbury, 1969.
色の世界への見事な案内書。
◯Corduroy. Don Freeman. Viking, 1968.
トン・フリーマン『くまのコールテンくん』偕成社。おもちゃ売場のぬいぐるみのクマが、ぶじ少女に買ってもらいたくて、失くなったボタンを捜しまわる。
◯Crow Boy. Taro Yashima. Viking, 1955.
やしまたろう『からすたろう』偕成社。内気で、みんなからのけものにされる少年からす
たろうが、自分のかくれた才能を見いだす。
◯Curious George. H.A. Rey. Houghton Mifflin, 1941.
H・A・レイ「ひとまねこざるときいろいぼうし』岩波書店。アフリカのジャングルで捕まえられたいたずらこざるが、アメリカで巻き起とす数々の騒動。
Daffynitions. Charles Keller. Prentice-Hall, 1976. ごろ合わせなどを多用した愉快な言葉の定義集。
Danny and His Thumb. Kathryn F. Ernst. Prentice-Hall, 1973.
男の子が指しゃぶりの悪癖から脱け出す物語。
David and Dog. Shirley Hughes. Prentice-Hall, 1978.
シャーリー・ヒューズ『ぼくのワンちゃん』偕成社。失くしたぬいぐるみの犬を捜すデビットと、それを手助けする姉さんの物語。
Dinosaur Do’s and Don’ts. Syd Hoff. Windmill, 1973.
短い文と愉快な絵からなる恐竜の成功と失敗談。
Dinosaur Do’s and Don’ts. Jean Burt Polhamus. Prentice-Hall, 1973.
ユーモラスなタッチで、子供を恐竜の世界に引き入れ、一緒に遊ばせる。
Dorrie and the Amazing Elixir. 1974.
パトリシア・クームス『ドリーと魔法のくすり』あかね書房(以下同)。
Dorrie and the Birthday Eggs. 1971.
Dorrie and the Blue Witch. 1964.
Dorrie and the Fortune Teller. 1973.
『ドリーとたからもの発見機』。
Dorrie and the Goblin. 1972.
Dorrie and the Halloween Plot. 1976.
『ドリーと悪魔のわるだくみ』。
Dorrie and the Haunted House. 1976.
『ドリーとゆうれいやしき』。
Dorrie and the Screenbit Ghost. 1979.
Dorrie and the Weather Box. 1966.
Patricia Coombs. Lothrop, Lee & Shepard,
魔法使いの女の子ドリーがくり広げる数々の冒険。
Dracula’s Cat. Jan Wahl. Prentice-Hall, 1978.
ドラキュラの飼い猫が見たドラキュラ。
The Erie Canal. Peter Spier, Doubleday, 1970.
有名なフォーク・ソングをもとに作られたエリー選河の絵本。
◯The Five Chinese Brothers. Claire Huchet Bishop. Coward, 1938.
クレール・H・ビショップ『シナの五にんきょうだい』福音館書店。スーパーマンの兄弟がお互いに助けあう。
Fortunately. Remy Charlip. Four Winds, 1964.
幸運と不運とをくっきりと対照させて、主人公の数数の冒険を描き出す。
Fourteen Rats and a Rat Catcher. James Cressey. Prentice-Hall, 1977.
老婦人と家ねずみたちとのたたかいが、それぞれの視点から描かれる。
Fox Went Out on a Chilly Night. Peter Spier. Doubleday, 1967.
有名なフォーク・ソングをもとにした胃険絵本。
Frankenstein’s Dog. Jan Wahl, Prentice-Hall, 1977.
フランケンシュタインの飼い大が主人の不器用さにいらいらする物語。
Frederick. Leo Lionni. Pantheon, 1966.
レオ・レオニ『フレデリック、ちょっとかわったのねずみのはなし』好学社。長い冬にそなえて、せっせと言葉や色を集めるねずみ。
George and Martha. James Marshall. Houghton Mifflin, 1972.
カバのカップルが友情のさまざまな試練と苦難に耐える。
George the Babysitter. Shirley Hughes. Prentice-Hall, 1978.
長い髪をした少年ジョージは、母親が働きに出て留守になった家に行き、三人の子供の面倒をみる。
Goldie the Dollmaker. M.B.Goffstein. Farrar, Straus & Giroux, 1980.
一見無雑作に作られたような印象を与えるが、絵も文も計算されつくした絵本。
Handmade Secret Hiding Places. Nonny Hogrogian. Overlook Press, 1975.
遊びのために作るさまざまな隠れ家のつくり方。
Hansel and Gretel. Illustrated by Adrienne Adams; translated by Charles Scribner, Jr. Scribner, 1976.
考えるヒントを与えるような印象的なイラストが光るグリム童話の絵本。
Harry: A True Story. Blanche Dorsky. Prentice-Hall, 1977.
オスだと思われていたウサギのハリーが妊娠しているとわかって引き起とす幼稚園での大騒動。
✔️Harry the Dirty Dog. Gene Zion.Harper & Row, 1956
ジーン・ジオン「どろんこハリー」福音館書店。風呂ぎらいの大ハリーは、どろんこ遊びで真っ黒になり、家族にもわからないほどになる。

I Wish I Was Sick Too. Franz Brandenberg. Greenwillow, 1976.
フランツ・ブランデンベルク「あたしもびょうきになりたいな』偕成社。幼児の気持を巧みにとらえた美しい絵本。
✔️In the Forest. Marie Hall Ets. Viking, 1944.
マリー・ホール・エッツ『もりのなか』福音館書店。森のなかを行く小さな男の子に、いつのまにか動物たちがつき従う。ファンタジーの傑作。

In the Night Kitchen. Maurice Sendak. Harper & Row, 1970.
モーリス・センダック「まよなかのだいどころ』富山房。真夜中に起きだしたミッキーはパン焼き職人が働く台所へ。漫画の吹き出しの手法を用いた不思議なファンタジー。
Johnny Mapleleaf. Alvin Tresselt. Lothrop, Lee & Shepard, 1948.
一枚の木の葉の一生を通して、生と死のありのままの事実を語る。
✔️Katy and the Big Snow. Virginia Lee Burton. Houghton Mifflin, 1943.
バージニア・リー・バートン『はたらきもののじょせつしゃけいてぃー』福音館書店。大雪の日、ふたたび活躍の場を見いだす古ぼけた除雪車の物語。

Lito the Shoeshine Boy. David Mangurian. Four Winds, 1975.
米国中部の靴みがき少年のフォト・ストーリー。
◯Little Black Sambo. Helen Bannerman. Platt and Munk, 1977.
ヘレン・バンナーマン『ちびくろ・さんぼ』岩波書店。トラに取られた服を取りかえす小さな黒人の子供の物語。
The Little Eagine Teat Could Watty Piper. Platt and Munk, 1976.
子供たちへの贈り物を乗せた小さな車が、山を越えてやって来る。
◯Litle Toot Hardle Gramatky. Putnam, 1939.
ハーディー・グラマトキー『ちびっこタグボート』学習研究社。ちびで目立たないタグポートが、海難事故に大活躍する。
Lobo and Breester. Gladys Y. Cretan. Lothrop, Lee & Shepard, 1971.
犬と猫のなかなおりを通して兄弟妹間の対抗を巧みに描いた絵本。
London Bridge Is Falling Down. Peter Spier. Doubleday, 1967.
ピーター・スピア『ロンドン橋がおちまする!』富山房。マザー・グースの有名な歌に素晴しい絵をつけた絵木。
Lumberjack. Wiiam Kurelek Houghton Mifflin, 1974.
すぐれた作家兼画家の手になる、カナダですごした少年時代の思い出。
◯Lyle, Lyle,Crocodile. 1965.
バーナート・ウェーバー『ワニのライル、動物園をにげだす』大日本図書(以下同)
◯Lyle and the Birthday Party. 1966.
◯Lovable Lyle. 1969.
Bermard Waber. Houghton Miffin.
ニューヨークのプリム家に飼われたワニのライルの冒険。
◯Madeline. 1939.
ルドウイッヒ・ベータルマンス『げんきなマドレーヌ』福音館者店(以下同)。
◯Madeline and the Bad Hat. 1962
◯Madeline and the Gypsies. 1957.
◯Madeline’s Rescue. 1962.
『マドレーヌといぬ』
Ludwig Bemelmans. Viking.
パリの寄箱学校に住む小さな女の子の数々の冒険。
✔️Make Way for Ducklings. Robert McCloskey. Viking, 1941.
ロバート・アックロスキー『かもさんおとおり』福音館書店。カモの夫婦が町の中で巣づくりの場所を求める。

◯Masquerade. Kit Wiliams. Schocken, 1980.
キット・ウィリアムズ『仮面舞踏会』角川書店。実際の宝物捜しを盛り込んだファンタジー。
May I Stay? Harry Allard. Prentice-Hall, 1978.
九世紀の北欧伝説をもとにした物話。ひとりの旅人が一夜の宿を捜す。
◯Merle, the High Flying Squirrel. Bill Peet. Houghton Mifflin, 1974.
ビル・ピート『ちいさなリスのだいりょこう』佼成出版社。おくびょうなリスのマールが大凧に乗って冒険をする。
Merry Erver After. Joe Lasker. Viking, 1976.
中世を舞台に、二組のカップル(貴族と農民)がそれぞれ幸福な結婚にコールインする。
◯Milions of Cats. Wanda Gag Coward, McCann, 1928.
ワンダ・カアグ『100まんびきのねこ』福音館書店。一匹の猫が欲しかったおばあさんは、おじいさんが連れて来た大変な数の猫にびっくり。
Minn of the Mississippi. Holling C. Holling. Houghton Mifflin, 1951.
ミシシッピ川にすむカメの生活を魅力的な絵と文でつづる。
The Monster Riddle Book. Jane Sarnoff and Reynold Ruffins. Scribner, 1972.
怪獣をテーマにしたたなぞなぞ絵本。イラスト豊富。
◯Moon Man. Tomi Ungerer. Harper & Row, 1967.
トミー・ウンゲラー『月おとこ』評論社。月に住む男が地球にあこがれてやってくる。だが地球は住みずらい。
Mouse Cafe. Patricia Coombs. Lothrop, Lee & Shepard, 1972.
徹底したアンチ・シンデレラ物語。
Mousekin’s ABC. 1972.
◯Mousekin’s Close Call. 1978.
エドナ・ミラー「ねずみのマウスキンとゆうかんなスズメ』さえら書房(以下同)。
Mousekin’s Christmas Eve. 1965.
Mousekin’s Family. 1968.
Mousekin Finds a Friend. 1967.
◯Mousekin’s Golden House. 1964.
「ねずみのマウスキンときんいろのいえ』
Mousekin Takes a Trip. 1976.
◯Mousekin’s Woodland Birthday. 1975.
『ねずみのマウスキンと森のたんじょう日』
◯Mousekin’s Woodland Sleepers. 1968.
『ねずみのマウスキンとふゆのぼうけん』
Edna Miller, Prentice-Hall.
白い足をしたネズミがくり広げる森の中での数々の冒険。
My Dentist. Harlow Rockwell, Greenwillow, 1975.
「歯医者はどんなことをしてくれるのか」をわかりやすく描いた教育絵本。
◯My Little Hen. Alice and Martin Provensen. Random House, 1973.
アリス&マーチン・プログンセン『わたしのかわいいめんどり』ほるぶ出版。めんどりにヒヨコが生まれたため、仲良しのめんどりとネコとイヌのあいだがうまくいかなくなる。
My Visit to the Dinosaurs. Aliki. Crowell, 1969.
ニューヨーク自然史博物館の恐竜訪問記。
Nana Upstairs and Nana Downstairs. Tomie de Paola. Putnam, 1973.
少年から見た祖母と曽祖母。老人の病気を暖かい目で見守る。
Number 24. Guy Billout. Harlin Quist, 1973.
ひとりの男がバスが来るのを待つあいだに起こるびっくりするような出来事の数々。
◯One Morning in Maine. Robert McCloskey. Viking, 1952.
ロバート・マックロスキー『海べのあさ』岩波書店。サリーは歯が抜けるという最初の経験をする。
◯One Step….Two. Charlotte Zolotow. Lothrop, Lee & Shepard, 1981.
シャーロット・ゾロトウ『いち、に、のさんぽ』トモ企画。小さな女の子がお母さんを散歩につれ出す。
◯Outside Over There. Maurice Sendak. Harper & Row, 1981.
モーリス・センダック『まどのそとのそのまたむこう』福音館書店。少女が怪獣にさらわれた赤ん坊の妹を助け出す。
The Park Book. Charlotte Zolotow. Harper & Row, 1944.
色とりどりの光景と音がおりなす町の公園の一日。
◯Pelle’s New Suit. Elsa Beskow. Harper& Row, 1929.
エルザ・ベスコフ『ぺレのあたらしいふく』福音館書店。少年ペレは数々の仕事を引き受けて、そのかわりに新しい服を作ってもらう。
◯Petunia. Roger Duvoisin. Knopf, 1950.
ロジャー・デュポアザン『おばかさんのペチューニア』佑学社。いつも脇の下に本をはさみ、自分は賢いと思っているアヒルのペチューニア。そのためみんなに迷惑をかける。
Pierre. Maurice Sendak. Harper & Row, 1962.
のんきで不注意な男の子についての教訓物語。
◯Pleasant Fieldmouse. Jan Wahl. Harper & Row, 1964.
ジャン・ウォール『野ねずみハツラツは消防士』あかね書房。勇敢な野ねずみとその仲間たちがくり広げるユーモアあふれる物語。
◯A Pocket for Corduroy. Don Freeman. Viking, 1978.
ドン・フリーマン『コーちゃんのポケット』ほるぷ出版。リサの大好きなぬいぐるみの熊がポケットほしさに、いなくなってしまう。
Push Pull, Empty Full: A Book of Opposites. Tana Hoban. Macmillan, 1972.
反対概念を写真で見せる絵本。
Rain Drop Splash. Alvin Tresselt. Lothrop, Lee & Shepard, 1946.
最初の一滴からはじまって雨を描写した詩的絵本。
Rain Makes Applesauce. Julian Scheer. Holiday House, 1968.
雨がもたらす奇想天外な出来事を、簡潔な文と豊富なイラストでつづったナンセンス絵本。
The Rde Fire Book. James Trivers and J. Millman. Prentice-Hall, 1972.
火の用心をおこたらなかった男の子が、家の大事を未然にふせぐ。
Roar and More. Karla Kuskin. Harper & Row, 1956.
動物たちの出すさまざまな音を絵によって描写したユニークな絵本。
◯Rotten Ralph. Jack Gantos. Houghton Miffin, 1976.
ジャック・ガントス『あくたれラルフ』童話館出版。いたずらものの猫のラルフは、いたずらがすぎてひどい目にあう。
◯The Runaway Bunny. Margaret Wise Brown. Harper & Row, 1972.
マーガレット・ワイズ・ブラウン『ぼくにげちゃうよ』ほるぶ出版。母親から逃げようとして一生懸命頭をつかう子ウサギと、それにあたたかくこたえる母ウサギとの魅力あふれる会話。
◯Sam, Bangs and Moonshine. Evaline Ness. Holt, Rinhart & Winston, 1966.
ヴァリン・ネス『へんてこりんなサムとねこ』佑学社。空想好きの女の子サムは仲のよい友達とねこをひどい目に合わせてしまう。
◯The Seed the Squirrel Dropped. Haris Petie. Prentice-Hall, 1976.
ハリス・ペティ『りすがたねをおとした』ペンギン社。リスの落とした種が大きな桜の木となって実を結ぶまでを追ったもの。マザーグース調のリズム感がすばらしい。
◯The Sign on Rosie’s Door. Maurice Sendak. Harper & Row, 1960.
モータス・センダック『ロージーちゃんのひみつ』偕成社。ミュージカルごっこをして遊ぶ空想力にあふれた子供たちの物語。
◯The Snowy Day. Ezra Jack Keats. Viking, 1962.
エズラ・ジャック・キーツ『ゆきのひ』偕成社。雪の美しさを発見する男の子のピーター。美しい色彩にあふれ、特に小さな子供に強い印象を与える。
◯Some Swell Pup. Maurice Sendak and Matthew Margolis, Farrar, Straus & Giroux, 1976.
モーリス・センダック、マシュー・マーゴリス『子いぬのかいかたしってるかい』偕成社。コマ漫画の手法を使って描かれた大の世話の仕方。
◯Song of the Swallows. Leo Politi. Scribner, 1949.
レオ・ポリティ『ツバメの歌』岩波書店。教会の庭師と少年が、鳥にえさをやることを通じて友達になる。
✔️Stone Soup. Marcia Brown. Scribner, 1947.
マーシャ・ブラウン『せかい一おいしいスープ』ペンギン社。フランスを舞台に、お腹のすいた兵士たちがケチを町の人びとをたふぶらかす。

✔️The Story of Babar, Jean do Brunhoff, Random House, 1937
ジャン・ド・ブリュノフ『ぞうのババール』評論社。
Story About Ping. Marjorie Flack. Viking, 1933.
揚子江のほとりで自分の家族をさがす小さなアヒルの物語。
◯Strewwelpeter. Heinrich Hofiman. Routledge and Kegan Paul, 1909.
ハインリッヒ・ホフマン『ぼうぼうあたま』教育出版センター。子供共通の不注意な行為やいたずらについてのきびしい教訓物語。
The Stupids Have a Ball. 1978.
The Stupids Die. 1981.
The Stupids Step Out. 1977.
Harry Allard. Houghton Miflin.
魅力いっぱいのおばかさんたち一家がくり広げる失敗の数々を指いた漫画シリーズ。
Someone Small. Barbara Borack. Harper & Row, 1969.
飼っていたインコの成長と死を見て、新しく生まれた自分の妹を受け入れるようになる女の子の物語。
◯Sylvester and the Magic Pebble. William Steig. Farrar, Straus & Giroux, 1969.
ウィリアム・スタイグ『ロバのシルベスターとまほうのこいし』評論社。魔法の小石を見つけて喜んだロバがたいへんな災難にあうが、最後にふとしたことから両親に救われる。
✔️The Tale of Peter Rabbit. 1902.
ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』福音館雲店
(以下同)。
✔️The Tale of Benjamin Bunny. 1904.
✔️The Tale of the Flopsy Bunnies. 1905.
Beatrix Potter. Warne
◯The Tenth Good Thing About Barney. Judith Viorst. Atheneum, 1971.
ジュディス・ボースト『ぼくはねこのバーニーがだいすぎだった』借成社。ネコのバーニーの死を通じて、この世の中の生と死のサイクルを静かに語るユニークな絵本。
The Thanksgiving Story. Alice Dalgliesh. Scribner, 1954.
ヘレン・シーツォルのコラージュの手法を用いたイラストを使った感謝祭物話。
Three Little Pigs. Paul Galdone.Clarion, 1970.
有名な物語の生気あふれる再話。絵のほうも生き生きとしている。
Thy Friend, Obadiah. Brinton Turkle. Viking, 1969.
つきまとうカモメと仲良しになるクエーカーの少年の物語。
The Tiger Skin Rug. Gerald Rose. Prentice-Hall,1978.
やせこけて宮殿に逃げこんだトラがじゅうたんになりすます。が、だんだんふとって毛並みが立派になってくるにつれ、見破られそうになる。
Too Funny for Words. Charles Keller. Prentice-Hall, 1973.
子供のこっけいな仕種の写真を集めて作られた子供むけのジョーク絵本。
Turn Over. Bernard Most. Prentice-Hall, 1979.
ひとつのページで聞いが発せられ、ページをめくる(ターン・オーバー)と次のページで答えが示されるという創意あふれる絵本。
The Velreteen Rabbit. Margery Williams. Doubleday, 1958.
捨てられたぬいぐるみのウサギが真実を学ぶというファンタジー物語。
What’s in the Woods? June Goldsborough. Prentice-Hall, 1976.
森に迷い込んだ子供をめぐって、さまざまな動物たちがどんな動物の子供だろうと、その正体を知ろうとする。全編はアルファベットのミステリー仕立て。
What to Do When There’s No One But You. Harriet Gore. Prentice-Hall, 1974.
小さな子供自の身ための応急処置ガイド。
◯Where the Wild Things Are. Maurice Sendak. Harper & Row, 1963.
モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』富山房。夕食ぬきの罰を受けたいたずらのマックスは、かいじゅうの国へ旅立つ。
Whose Mouse Are You? Robert Kraus. Windmill, 1970.
小さなさびしげなネズミが、さまざまな試練のなかでひとり立ちしてゆく物語。
◯Why Mosquitoes Buzz in People’s Ears. Verna Aardema, Dial, 1975.
ヴェルナ・アールデア『どうしてカはみみのそばでぶんぶんいうの?』ほるぷ出版。アフリカの民話からとった物語。
Yummers! James Marshall. Houghton Mifflin, 1973.
主人公エミリー・ピッグはダイエットをつづけようとがんばる。 🔗